生涯活躍と働き方改革を実現する民間運動「ワークライフバランス推進会議」が 第10回「ワークライフバランス大賞」の募集を開始

趣旨

ワークライフバランスは、個人の働き方や価値観が多様化する中で、すべての人にとって、希望を見い出す生き方・働き方を実現し、充実した人生を送るための大切なテーマとなっています。その実現のためには、組織における働き方改革を中心にした取り組みだけでなく、個人の生き方を前提に全体で捉え、仕事や働き方、生活とのバランスの在り方を考える必要があります。
また、個人を取り巻く環境は、グローバル化、少子高齢化、さらには、AI、IoTなどの新技術の発達などで大きな変化に直面していますが、こうした変化に適応する視点での取り組みも欠かせません。
「ワークライフバランス推進会議 ~生涯活躍と働き方改革を実現する民間運動~ 」は、組織を中心としたワークライフバランスの推進から一歩運動を前進させ、個人起点でのワークライフバランス実現を目指した新たな活動を進めています。その活動の一環として、働く個人を応援する「ワークライフバランス大賞」を実施いたします。中長期視点でのキャリア形成や働き方改革をはじめ、個人の様々な活動によるワークライフバランス実現を支援している企業や組織について、その実効性ある取り組みを表彰することで、一層の社会的な普及・啓発を進めてまいります。多数のご応募を心よりお待ち申し上げております。

選考

個人のワークライフバランス実現を支援している企業・組織での優れた成果をあげている事例や、地域・社会に大きな貢献を果たしている事例を表彰いたします。

選考の観点

次のいずれかの観点(複数可)に該当するものを選考します。下記の取り組みを組織・部門の目標に組み入れ、計画策定・実行により、従業員の働きがいや働きやすさを高めている取り組みを対象とします。

  1. <中長期視点でのキャリア形成の支援を行っている取り組み>
    短期の視点のみならず中長期の視点を持って、年齢に関係なく、自律的なキャリア形成が図られるよう、自らの仕事・職業生活を考える機会と、その目標に向けた取り組みを支援している
  2. <時間のゆとりを生み出し、労働生産性向上につながっている取り組み>
    労働生産性を高めるため、IT利用や無駄取りでの省力化、サービスの適正化など、職場や個人の業務改善を進め、労働時間削減・有給休暇取得促進に取り組み、時間のゆとりを生み出している
  3. <個人の学び直しを支援している取り組み>
    技術革新・環境変化に適応できるよう、能力開発・キャリア開発・専門性向上のための学び直しや自己啓発、長期教育訓練などへの参加を促し、個人の成長や仕事で能力発揮できる機会を提供している
  4. <多様な個人ニーズに対応し、柔軟な働き方を実現している取り組み>
    個人が求める仕事と生活のニーズの多様化に対応し、フレックスタイム、テレワークなど時間・場所の柔軟性、希望する仕事選択など働き方の柔軟性を高める支援を行っている
  5. <社会参画を支援している取り組み>
    生涯活躍できる人づくりに取り組み、学校教育での職業指導・ボランティア活動などをはじめ地域における様々な社会参画と貢献の機会の提供とその活動を支援している

応募要領はこちらから