日本生産性本部が設立した日本経営品質賞委員会(委員長:福川伸次 地球産業文化研究所 顧問)は、顧客視点から経営を見直し、経営革新を進めるモデルとしてふさわしい組織を表彰する「日本経営品質賞」の2020年度受賞組織を発表しました。受賞した4組織は、経営トップが明確な意思をもって自ら行動することで、社員も一枚岩となって経営革新に取り組み、顧客価値を創造し続けており、業界トップクラスの成果をあげています。また、コロナ禍においても、これまで高めてきた組織力で悪影響を抑えつつ、価値を提供し続けていることが審査で確認されています。

日本経営品質賞は、国際的な競争力強化に向けた生産性向上を目的に、顧客価値を創造し続けるための革新能力を表彰する制度で、1996年より年一回選出しています。2020年度は8組織から申請があり、最上位賞の「日本経営品質賞」4組織のほか、「経営革新推進賞」1組織、「経営革新奨励賞」1組織、合わせて6組織が受賞しました。

表彰セレモニーは2021年2月18日(木)、受賞組織等が革新活動の報告を行う「顧客価値経営フォーラム」は2021年2月18日(木)・19日(金)および3月12日(金)・23日(火)に、東京・霞ケ関のイイノホール他の会場およびオンラインで開催される予定です(詳細は別途日本生産性本部から予定)。

●2020年度「日本経営品質賞」

・日鉄工材株式会社(大企業部門*/金属加工・新潟県上越市・従業員118名)

・石坂産業株式会社(中小企業部門/産業廃棄物処理・埼玉県入間郡三芳町・従業員168名)

・株式会社オオクシ(中小企業部門/理美容・千葉県千葉市・従業員228名)

・横須賀共済病院(非営利組織部門/医療・神奈川県横須賀市・従業員1,606名)

その他、経営革新推進賞、経営革新奨励賞を公表。

 

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